ショート動画でバズるためには?明石ガクトに聞く3か条
FM Tokyo「Roomie Roomie!」書き起こし

ワンメディア株式会社CEO 明石ガクトがFM Tokyo「Roomie Roomie!」でショート動画でバズるためのアドバイスを語りました。面白い演出や共感を呼ぶストーリー、トレンドに敏感であることが必要であり、毎日動画を投稿することが大切だとされていると言及。本記事では、ラジオ本編のポイントとなる箇所を抜き出しまとめました!ショート動画をもっと伸ばしていきたい方、ぜひご覧ください。
眉村ちあきさん: 今夜のゲストはワンメディア株式会社のCEOである明石ガクトさんです。よろしくお願いします。
明石ガクト: お邪魔しております。
眉村ちあきさん: 今日は明石ガクトさんとお話していきますが、まず最初に、ワンメディアさんがどういったことをされている会社か教えていただいてもいいですか?
明石ガクト: ワンメディアはYouTubeやTikTokなどのプラットフォームを利用し、クリエイターとタッグを組みながら企業のマーケティング支援などを行っています。
眉村ちあきさん: ありがとうございます。さて、今晩のテーマは「眉村ちあきをバズらせたい」です。ラジオをお聴きの皆さん、いいアイデアがあったら、ぜひ教えてください。
明石ガクト: 眉村さんのSNSにアップした動画がバズるためには、特別な要素が必要かもしれませんね。例えば、面白い演出や意外性のある展開、共感を呼ぶストーリーなどがあります。そして、トレンドに敏感であることも大切です。今、何が流行っているのかを把握し、それを取り入れることができれば、より多くの人にアクセスしてもらえるかもしれません。
眉村ちあきさん: アドバイスありがとうございます。皆さんも、ぜひアイデアを教えてください。
明石ガクト: そうですね。そして、バズる動画には余白が大切です。余白があると、ツッコミどころができますし、視聴者がコメント欄で感想を言いたくなるような動画になります。
眉村ちあきさん: 皆さんからのアイデアをお待ちしています。さて、明石さんは3月30日に、書籍『動画大全-SNSの熱狂がビジネスの成果を生むショート動画時代のマーケティング100の鉄則-』という本を発売しました。おめでとうございます。こちらはどういった書籍か、教えていただいて良いでしょうか?
明石ガクト:はい。私が5年前に、『動画2.0』という本を書いたんです。「これからYouTuberとかすごい盛り上がるよ」ということを書いた本でした。5年経って、今、小学生がなりたい職業が動画クリエイターやYouTuberになり、予想が的中したんですよね。眉村さんも最近TikTokを活用されてると思うんですが、ショート動画の世界が今すごい盛り上がってて、新しい要素が出てきたので、『動画3.0』的な位置づけで執筆することになりました。
眉村ちあきさん:私もYouTubeやTikTokを見ない日はないですね。テレビは1秒も見ないです。
明石ガクト:そうでしょう。さらに今、アメリカとかだと、TikTokが流行りすぎて、YouTubeを見る頻度が減っているんです。
眉村ちあきさん:確かに、YouTubeショートの動画ばかり見てしまいます。ショート動画が伸びてきたっていうのは、何か理由があるんですか?
明石ガクト:これはね、シンプルにどんどんコンテンツの数が増えているんですよ。テレビやラジオは1日に流せる量って決まってるじゃないですか。でもTikTokやYouTubeは、10年前より、今が一番コンテンツが多い。面白いものをいっぱい見たいじゃないですか。だからちょっとずつ楽しむ、タイパ(タイムパフォーマンスの略)がいいものを求めてるんだと思いますね。
眉村ちあきさん:ありがとうございます。動画についてもっと詳しく知りたい!という方は明石ガクトさんの『動画大全』、ぜひチェックしてみてください!さて、 今夜は明石さんとこんなテーマでお届け中。「眉村ちあきをバズらせたい!」視聴者からアイデアを送ってきてもらっています。
じゃあ、届いたバズらせアイデア見ていきましょう。ラジオネーム:すし詰めのゾウさん。「バズらせるというより単純に私が見たいだけですが今更ネタを本気でやるのはどうでしょう。例えばブルゾンちえみさんの35億」
明石ガクト: この方が見たいのかなと思うんですけど(笑)眉村さんがやらなきゃいけない理由が動画の世界では大事で、よくそれコンテクストと言ったりします。文脈ってやつですね。例えば、ブルゾンちえみさんへの思いがすごいあるとか、実は昔こういうエピソードがあって、とかだったらいいんだけど。スベった時が怖いですね。
眉村ちあきさん: そうですよね、私も今想像したらスベってました。続いて、 ラジオネーム:セロサボり気味のゴーシュさん。「眉村さんともう中学生さんのスペシャルコンビが大好きです。あの神回は爆笑でずっと笑ってました。お二人による人生お悩み相談室がいいです。きっとどんな悩みもこのお二人なら笑顔にさせてくれそうだなと思います」
明石ガクト: なるほど。二人でやるって、実はショート動画向きじゃあんまなくて。ショート動画って縦で映るからほとんど一人でやってません?かつ毎日やるのが大事。スケジュールも、もう中学生さんと合わせなきゃいけないじゃないですか。
眉村ちあきさん: 確かに。
明石ガクト:一旦自分でだけでやれる方法っていうのを考える方が僕はいいかなと思います。
眉村ちあきさん:毎日載せるのがいいのはどうしてですか?
明石ガクト: レコメンドエンジンの影響で、毎日動画を上げてるアカウントの方が「こいつ真面目にやってるぞ」ってなるんです。真面目さも評価される。あと基本的にもうショート動画の世界って、みんなすごい数の動画見るから毎日1回ぐらい出てこないと覚えてもらえないんですよね。だから毎日投稿とかみんな頑張ってるんです。
眉村ちあきさん: なるほど、ありがとうございます。私からも聞きたいことがあるんですけど、最新曲じゃなくて何年か前の曲とかが急にバズることがあるじゃないですか?そういうのって、なんでですか?
明石ガクト:TikTokの中で影響力のある何人かが「あれ、この曲今使ったら面白いんじゃない?」って使うんですよ。これがインフルエンサーに限らず、プチインフルエンサーぐらいの人が使って、それを見てたメガインフルエンサーみたいな人が使って、どんどんその輪が広がっていくんです。こういうのをシミュラークル現象と言います。シミュラークルっていうのは真似して楽しむっていうことで、このシミュラークルっていう要素を踏まえてみると色んな現象が理解できると思います。
眉村ちあきさん:へぇー、なるほど。
明石ガクト:「着替えていきます」って動画今流行ってるでしょ。
眉村ちあきさん:あ、「かわちい」ですね!
明石ガクト:そうそう「かわちい」ね。一番最初にSleepyBoyさんが使用したワードなんです。その動画は50万再生、フォロワーは20万くらい。そこまでメガインフルエンサーじゃないんですよ。だけどみんながそれを真似して「着替えていきます」の現象が起きているんです。
眉村ちあきさん:確かに!なるほど理解できました。もう1個聞きたいことがあって、音声メディアであるラジオは、今後どうなっていくと思いますか?
明石ガクト:アメリカとか日本の一部もそうだけど、音声メディアはちょっと実は激アツになりつつあって。これを電波というプラットフォームじゃなくて、YouTubeとかPodcastに上げてるんです。だから、いろんなプラットフォームに展開しつつ、ファンを広げて、そっから収益化できる流れにできるといいですね。
眉村ちあきさん:へぇーなるほど。じゃあこの番組もいろんなところに展開を目指して2年目頑張っていきます!さて、そろそろお別れの時間。明石ガクトさん、今日はありがとうございました!
明石ガクト:ありがとうございました!
ワンメディアでは、TikTokやYouTubeを活用した企業のプロモーション施策を行なっています。
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