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ワンメディアがAIツールの力で業務効率化を実現!AIはひとり広報の救世主となるのか?

みなさんこんにちは!2023年に入ってから、世界中でAIブームが広がっていますね。私たちワンメディア株式会社では、普段の業務の効率化を目指して積極的にAIを活用をはじめました。今回は「ひとり広報が助かる」を軸に、これまで活用してきたAIツールを使ってみたアウトプットとともにご紹介します。

目次

動画制作 業務効率化AIツール(Kaiber、Mubert、D-IDなど)

【1】明石ガクトの書籍『動画大全』に込めた想いを1枚の写真からバーチャル明石を生成
なかなか時間を取れない社長に代わって、バーチャル明石ガクトに語ってもらいました。1枚の写真から動画を作れるので、動画制作の技術がなくても、撮影コスト0円で動画出演できる時代に!声も似ているものを採用してみました。撮影する時間がない・撮影場所がない時でも簡単に見応えのある動画作成ができました!
 
使用したツール
  • アバター生成:D-ID
  • 画像をアニメーションに変換:Kaiber
 
完成した動画がこちら
背景の画像は『動画大全』に登場する「きみが朝起きて最初に、あるいは夜寝る前の最後にチェックするのは、SNSのタイムラインのはずだ」の文言で画像を生成したところ、イメージしていた画像が数分で完成。

 
【2】明石ガクト著『動画大全』シークレット読者イベントをチラ見せ。文字起こしから楽曲生成まで、幅広くAIがカバー!
ChatGPTは調整前の文字起こしでも、大筋を解釈して重要ポイントを抜き出してくれました。本来90分の収録素材以上の時間がかかるところを30分以下の構成作成時間に抑えることができたことは革命的……! 動画の切り抜きや背景の作成自体はエディターにお願いしましたが、文字起こしや楽曲生成の作業は広報担当でもスムーズにできました!
 
作業時間:1時間(従来の作業時間のおよそ3分の1)
使用したツール
  • キラーワード抜き出し、グラフィック(背景・テキストアニメ):Chat GPT
 
完成した動画がこちら
 
楽曲は、「未来を切り開く勇気づける音楽」のテキスト入力で生成。楽曲を探す手間が圧倒的に楽になりました。動画の未来もどんどん変化していきそうです!

 
【3】Adobe新機能「文字起こしベース編集」をいち早く使ってみた!気になる結果は・・・?
Adobe Premiereに2023年5月10日に搭載されたAIの新機能「文字起こしベース編集」を早速使ってみました!文字入力だけで必要シーンの精査ができるので効率は倍以上に。 文字起こしベースの編集なので、動画編集スキルがない広報担当でも活字上で構成を組み、それをエディターに渡せばそのまま反映されるため、意図を伝えやすく、かつ互いの作業効率を上げられることが使ってみて分かりました!
  • 作業時間:40分(従来の作業時間の3分の1に短縮!)
  • 使用したツール:Adobe Premiere(文字起こしベース編集)
 
編集の様子はこちら
インタビューや一人喋りコンテンツの編集はかなり楽になること間違いなしの性能でした。編集しながら、合わせて字幕も生成できるので、解説やインタビュー系のクリエイターはぜひ導入すべき!また、文字起こしを書き出すこともできるので、編集担当者との分業もスムーズになりそうです。
 
完成した切り抜き動画がこちら
 
切り抜き前の動画:BizPlay「チラヨミ」
 

記事ライティング 業務効率化AIツール(RimoVoice、NotionAIなど)

【4】明石ガクト出演のラジオ番組を記事化!文字起こしから記事完成まで、たったの30分でできちゃいました…!?
音声の文字起こしツールは前々からありましたが、性能が良いものがあまりなく、結局自分で聴き直すということがありました。しかし!Chat GPT搭載の音声文字起こしツールRimoVoiceなら、高性能な書き起こしと要約をしてくれるので大幅な時短になりました。
ChatGPTではサムネイルのキャッチとなるワードの抽出をしてもらえるので、作業としてはその選定のみ。ものの10分もかからず完成しちゃいました!
 
作業時間:30分(従来の作業時間の6分の1に!)
使用したツール
  • キラーワード抜き出し:Chat GPT
  • 対談形式に書き起こし・タイトル設定・リード文作成:NotionAI
 
 

【5】ひとり広報大助かり!文字起こしからタイトル確定までをNotionAIフル活用!
明石ガクト出演のラジオ番組を文字起こしから記事完成まで、しっかり時間を測って作業してみました!結果は38分!もうAIなしでは仕事できないかも、というほど助けられています。
作業時間:38分
使用したツール
  • キラーワード抜き出し:Chat GPT
  • 対談形式に書き起こし・タイトル・リード文作成:NotionAI
 
作業の様子はこちら Chat GPTではサムネイルのキャッチとなるワードの抽出を、NotionAIでは対談形式に整理して、タイトルワーク・リード文を自動生成。作業としては、固有名詞や文の繋ぎの校閲を行うのみ。記事作成は一気に楽になりました!
 
 

まとめ・あとがき

ワンメディアが2023年4月に、業務の効率化や、実際の動画制作に活かすべく行ったAIの活用をまとめてみました。いかがでしたでしょうか?使用した各ツールに、リンクを貼り付けましたのでリンク先より実際に使用してみてください。
2023年3月ごろからAIの波が押し寄せてきて、さまざまなツールにAIの機能が搭載されるようになりました。この記事を書いているPR担当・やないは、自分の仕事がなくなってしまうかも…と若干落ち込んでいたのですが、ワンメディアの代表である明石に「AIを使って自分の仕事をもっと効率化させることを考えて」「AIでできないことは人間関係をつくることでしょ」と言われ、ハッとしたのを覚えています。PR担当であれば、周りにいるたくさんの方とのリレーションづくりが大切になっていきますが、これからは本質的な仕事こそが残っていくのかもしれませんね。
 
余談ですが、今回の記事のタイトルもChatGPTを活用して設定しました。

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ワンメディア AI研究チームメンバー

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齋藤省平(しょうへいさん) プロデューサー・ディレクター。ワンメディア創業時からのメンバー。AI研究にいち早く取り掛かり、業務効率化の一助として使い始める。帽子とメガネがトレードマーク
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賀 雅馨(ガガさん) プロデューサー。中国出身で前職ではテレビ局でADを担当。AIを使って実際に動画制作を実施中。最近、AI Vtuberを使って何かできないか模索中。飼い猫がだいすき
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野内遥(やない)/ 記事を書いた人
PR・マーケティング担当。前職ではtoCの飲食企業で広報担当を経験。広告業界は未経験であるが、日々移り変わるトレンドが目新しく面白みを感じている。アイドルの応援が生きがい
野内 遥 / Haruka Yanai野内 遥 / Haruka Yanai2023/1/16 1:482023/4/4 13:41